地上デジタル放送の特徴
2008/05/26
アナログとデジタルの違い
テレビ放送は1953年(昭和28年)に開始されて依頼、白黒からカラー、そしてハイビジョンへ進展してきました。
これらのテレビ放送は2000年(平成12年)にBSデジタル放送が開始されるまでは、テレビ信号を電気的な連続信号として扱う”アナログ方式”による放送です。
一方、BSデジタル放送と地上デジタル放送は、テレビ信号を「0」と「1」により数値化して扱う、”デジタル方式”による放送です。
デジタルには次のような長所があります。
- 信号処理により大幅な情報量を圧縮することが可能
- 妨害による影響を軽減できる誤り訂正技術の導入が可能
- 映像、音声、データ、制御信号などのさまざまな信号は「0」と「1」のみなので、これらを統一的に扱うことが可能
- 信号処理回路のLSI化が容易
地上デジタル放送はこのようなデジタルの長所を利用することで、これまでのアナログ放送にはないさまざまなメリットをもたらします。
地上デジタル放送のメリット
- 1チャンネル分の帯域でハイビジョン放送や多チャンネル放送が可能
- 映像・音声信号の情報量を圧縮するので、アナログ放送と同じ1チャンネル分の帯域で、ハイビジョン放送が可能になります。また、標準画質のテレビ番組であれば、3番組程度を同時に放送することが可能になります。
- ゴーストのない鮮明な映像
- 反射波などの妨害に強い伝送方式により、アナログ放送で生じる二重、三重のゴースト画面がなくなり、鮮明な映像を受信することができます。
- 安定した移動受信
- 移動中でも安定して受信することが出来る伝送方式も採用されているので、自動車などの移動体で受信する場合でも、アナログ放送のように映像が乱れることがありません。
- 周波数の有効利用
- 混信に強い伝送方式を採用しているため、隣り合う送信所同士が同じチャンエンルを使用できるので、周波数を有効に利用する事ができます。
- 高機能化
- 地域に密着したニュースや気象情報などを”データ放送”としてテレビ番組と同時にサービスし、視聴者が見たい時に自由に引き出すことが可能となります。電話などの通信回線で双方向サービスも可能となります。

出所:知っておきたい地上デジタル放送(NHK出版)





























