データ放送の仕組み
2008/05/26
データ放送サービス
データ放送とは、テレビの映像・音声とは別の映像情報や音声情報、文字情報をひとつの画面上に表示する放送で、視聴者のリモコン操作によってさまざまな情報を取りだせることが特徴です。データ放送では最新のニュースや地域の天気予報を見たり、料理番組に連動したレシピ等を見ることが出来ます。また、字幕サービスもデータ放送サービスのひとつです。

BML
データ放送を構成する1つ1つの映像情報や音声情報、文字情報をモノメディアと予備、それを組み合わせ画面上に表示するための表慎をマルチメディア符号化方式と呼びます。インターネットのマルチメディア符号化方式として、ホームページを記述するHTML(hyper Text Markup Language)が一般に利用されていますが、デジタル放送のマルチメディア符号化方式には、BML(Broadcast Markup Language)が使われています。
BMLはHTMLと似ていますが、リモコンボタンへの対応機器など放送特有の昨日が付加されています。
BMLの例を次に示します。BMLはHTMLと同様に、タグ(”<”と”>”とで囲まれた文字列)を利用して、文字やモノメディアを表示する画面上の位置などを記述します。ここでは、”object”と”p”というタグが使われています。このタグはBMLの規制で決められていて、objectは動画や静止画、音声の表示を、pは文字の表示を示します。タグのあとの”data”や”style”などは、モノメディアのファイル名や提示する座標や色などを指定します。

データ放送では、例えば、野球のSBO表示のようにリアルタイムに表示内容を変更したり、指定された時刻で表示内容を更新する昨日が必要です。
また、データ放送の画面上のボタンを押すと、通院回線を使ってデータを送信したり、リモコンを操作した結果を受信機の中のメモリーに一時的に蓄えるなどの昨日も必要になってきます。
こうした昨日を実現するために、放送局からの信号によってデータ放送の画面の一部を変更したり、ビタンの操作に応じて双方向通信機能を呼び出すなどの、”手続き”をBMLで記述することもできます。
データ放送は、番組の途中で破局してもデータ放送を短時間で表示できるように、データカルーセル方式と呼ばれる方式で伝送されます。
データカルーセル方式とは、データをブロックに分割し、モジュール単位であたかも回転木馬(カルーセル)のように周期的に繰り返し伝送する方式です。
データを分割しないで送るとデータの先頭を待つ必要がありますが、データカルーセル方式では受信できたモジュールかrのデータの取り込みができるので、データ放送の表示までの時間を短縮することが出来ます。
地上デジタル放送で拡張されたBML
BMLを使ったデータ放送は、BSデジタル放送で実用化されていますが、地上デジタル放送では昨日が拡張されています。
その主なものを次に示します。
- ブックマーク機能
- ”お気に入り”のデータ放送を受信機内にメモし、あとで呼び出せるようになります。
- TCP/IPによる双方向通信機能
- 地上デジタル放送では、インターネットの通信方式であるTCP/IP(Transmission Control Protocol/internet Protocol)を使った双方向サービスが可能になります。この機能によって、受信機からインターネット上のBMLコンテンツにアクセスして、放送を補完する詳細なデータを得ることも可能になります。
- アプリケーションの起動
- BMLの中から、アプリケーションを起動することができ、例えば、インターネットブラウザーと搭載していれば一般のホームページを見ることが可能になります。
これ以上に、データ放送中の特定の静止画やテキストなどを印刷する機能も検討されています。

字幕
BSデジタル放送で字幕サービスが実施されていますが、地上デジタル放送でも字幕サービスは実施されます。地上デジタル放送では、字幕が1行ずつ順に送られて表示する”ロールアップ”表示が可能になります。また、メインの画面内のテロップなどに字幕が重ならないように、画面を少し縮小し、その外側に字幕を表示する機能も検討されています。
字幕は、例えば、日本語と英語など、最大2言語までサービスが可能になっています。
出所:知っておきたい地上デジタル放送(NHK出版)





























