受信システム機器
2008/05/26
受信システム機器とは
放送を良好に受信するには、アンテナで良好な電波を受信すると同時に、各部屋のテレビに適正なレベルで配分する必要があります。
受信した電波を、効率よく家庭内の各部屋に分配するシステムを、ホーム受信システムを言います。
ホーム受信システムを構成する機器には、受信アンテナ、混合器、ブースター、同軸ケーブル、分岐、分配器、壁面端子などがあります。
集合住宅では、機器の名称や働きの名称や働きは家庭用とほぼ同等ですが、家庭よりも多く分配する必要があるため、高出力のブースターなど、より優れた性能の機器がしようされます。
ここでは、ホーム受信システムを構成する機器を中心に紹介します。
なお、UHFアナログ放送が良好に受信できているシステムでは、同軸ケーブルや分配器などの機器はそのまま使用できますが、UHFアンテナについてはデジタル放送の受信に適するかどうかを確認する必要があります。

UHFアンテナ
地上デジタル放送を受信するにはUHFアンテナが必要です。UHF帯の受信帯域は、図のようにL帯域(13~30ch)、M帯域(31~44ch)、H帯域(45~62ch)の3つに区分されています。こお受信帯域区分の電波を受信するUHFアンテナの種類としては、LM帯域、MH帯域および全帯域を受信する3種類が市販されています。

地域によって、そのアンテナの受信帯域がデジタル放送のチャンネルに合わない場合は、取替えが必要です。
なお、各部屋のテレビがすべてデジタル受信機に変わるまでは、アナログ放送も同時に受信しますので、新たにアンテナを取り替える場合は、UHF全帯域タイプのアンテナが便利です。
UHFアンテナには、14素子、20素子、25素子などの種類があります。素子数が多いほど電波を受信する能力(利得)が高いので、安定に受信するには素子数の多いアンテナが適しています。

ブースター
分配端子数が多く壁面端子レベルが不足する場合や、弱電界地域での受信には、ブースターを使用します。
主なホーム受信システム用のブースターの種類と性能例を表に示します。これらのブースターには、混合器を内臓しているものがあります。
デジタル放送が開始されると、UHFブースターを用いた受信システムではブースター入力の波数が増え、アナログ放送の画面上に妨害が現れることがあります。これは、ブースター内で信号が歪み、相違変調や混変調妨害が発生するものです。
この場合には、ブースターお利得調節などにより改善します。改善できない場合には、入力波数に応じた定格出力の高いブースターに取り替える必要があります。

同軸ケーブルとコネクター
UHFアナログ放送が良好に受信できているシステムの同軸ケーブルは、、そのまま地上デジタル放送でも使用できます。
なお、新たに配線する場合には、VHF帯からBS-IF帯まで減衰量が少なく、経年劣化の少ない、性能が安定したS-4C-FB以上の特性を有する同軸ケーブルを使用します。
各機器との接続には、外来雑音の影響や不整合による伝送特性の劣化を避けるためBS-IF帯まで保障さらえたC15形コネクターを使用します。

混合器・分配器・分岐器・壁面端子(直列ユニット)
今後浮きは、周波数帯域の異なる信号を合成するもので、U・V混合器(UHFとVHF帯)、BS・UV混合(BS-IFとUHFとVHF帯)などがあります。分配器は、信号を等しく分配するもので、2分配器、4分配器、6分配器などがあります。このほかに、受信システムで信号を沸ける機器として分岐器、壁面端子などがあり、アンテナから受信機までの間で利用します。
出所:知っておきたい地上デジタル放送(NHK出版)




























